朝日ネット(3834)、米国の連結子会社の株式を譲渡　教育改革を国内に集中

(株)朝日ネット【3834】は、米国の連結子会社である朝日ネットインターナショナル社の全株式2,330株を、米国のLMS Development Holdings, Inc.（以下「LMS社」）に譲渡し、その対価として LMS社が発行する優先株式1,764,706株を取得すると発表した。

朝日ネットは、日本の大学などに教育支援システム「manaba」を開発・販売し、米国子会社の朝日ネットインターナショナル社は、米国の大学を中心にオープンソースの教育支援システム「Sakai」の導入・サポートの提供を行っている。

近年、日本の教育界における「知識の活用力を重視した大学入試改革」を始め、様々なテーマのもとに新たな取り組みが活発している。こうした中、朝日ネットは、教育改革に 「IT」の果たす役割がこれまでになく大きくなることを鑑み、経営資源を日本市場に集中させるべく、米国のIT・教育業界に強みを持つVERT CAPITALグループに朝日ネットインターナショナル社の株式を譲渡するに至った。