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新日鐵住金(5401)、鈴木金属工業(5657)を株式交換により完全子会社化

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新日鐵住金(株)【5401】と鈴木金属工業(株)【5657】は、平成27年9月1日を効力発生日として、新日鐵住金を株式交換完全親会社、鈴木金属工業を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、本株式交換に関する株式交換契約を両社間で締結すると発表した。

今回の株式交換の効力発生日に先立ち、鈴木金属工業の普通株式は(株)社東京証券取引所市場第二部において平成27年8月27日に上場廃止(最終売買日は平成27年8月26日)となる予定。

新日鐵住金は、平成24年10月に新日本製鐵(株)と住友金属工業(株)の経営統合により誕生し、経営統合による旧両社の技術融合や効率化によるコストダウン、設備集約、海外下工程の投資、グループ会社統合再編等を推進してきた。一方、鈴木金属工業は、新日鐵住金グループの特殊線材事業における中核会社であり、自動車用高強度ばね材等ハイエンド製品分野における国内トップメーカーである。

新日鐵住金は、「2017年中期経営計画」策定の過程で、鈴木金属工業の完全子会社化により、共同開発や事業戦略の一体化とスピードアップを図ることが、新日鐵住金グループの経営上極めて有益であるとの考えに至った。

また、鈴木金属工業においても、今回の株式交換は親会社かつ最大の素材供給元である新日鐵住金とのパートナーシップを更に深化・一体化することで、新日鐵住金グループの経営資源をこれまで以上に有効に活用することが可能になり、鈴木金属工業グループの有するグローバルな顧客ベース・技術力・顧客対応力とのシナジーにより、競争力を高めていく上で極めて有益であるとの考えに至った。

今回の組織再編により、新日鐵住金グループの経営資源の最適かつ効率的な活用とグループ経営の機動性の向上等を図るとともに、両社間での事業戦略の一層の共有化及び両社の収益力と競争力の更なる強化を進めるとしている。