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フジ(8278)とツルハHD(3391)、レデイ薬局(3027)に対するTOBの開始及び資本業務提携を表明

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(株)フジ【8278】及び(株)ツルハホールディングス【3391】(以下「ツルハHD」)は、共同して(株)レデイ薬局【3027】の株券等を公開買付け(TOB)により取得すること及び資本業務提携契約を締結することを発表した。

フジは、レデイ薬局の普通株式3,697,500株、所有割合約34.32%を所有している。フジとツルハHDは、今回の業務提携契約に基づき、レデイ薬局の非上場化並びにレデイ薬局に対するフジの議決権保有比率を49%及びツルハHDの議決権保有比率を51%にすることを目的としており、今回、公開買付予定数の下限を本応募予定株式の数と同数の3,152,600株と設定しており、これに満たない場合は買付け等を行わない。

レデイ薬局は、愛媛県松山市で創業され、現在では四国4県と山口県、広島県、岡山県の中国エリアにおいて合計200店舗を超えるドラッグストア及び調剤薬局を展開している。ツルハグループは日本一のドラッグストアチェーンを目指し、北海道から東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州地区にかけて1,377店舗を展開している。

ドラッグストア業界における企業統合・再編の動きの強まりと、競合他社の出店や価格競争及び規制緩和による他業態との競合は激化しており、両社は、一層厳しさを増している経営環境を今回のTOB等を通じ打開したい模様。