ローソン(2651)、SGホールディングスと業務提携　宅配事業参入か

大手コンビニエンスストアの(株)ローソン【2651】は、佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(株)との間で、コンビニ店舗を拠点とした宅配事業などに乗り出す方針でいることが分かった。

両社は、6月に合弁会社を設立し、佐川急便の荷物やコンビニの商品を宅配するという。さらに配達先でコンビニ商品の注文を受けるなどのサービスも行い、高齢者の買い物需要や買い物の利便性を求める利用者需要を取り込み、新しい事業で収益を上げる狙いのようだ。配送エリアは店舗から半径500メートルの範囲内として、東京・世田谷区からはじめ今年度中には東京都内のおよそ100店舗に拡大させるとしている。

しかしながら、今回の業務提携に関して、ローソン、SGホールディングス両社からの正式なコメントはされていない。

野菜・食品・お惣菜など宅配事業が多く存在する中、コンビニ大手と物流大手のタッグによる宅配サービスの具体的な内容・詳細・利便性に今後に注目が集まりそうだ。