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大塚家具(8186)の株主総会 長女・久美子氏の議案が可決 

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(株)大塚家具【8186】の親子間における経営権争奪に注目が集まる中、27日の定時株主総会で大塚久美子社長側の議案が賛成多数で可決されたことが分かった。これにより、父親で創業者である大塚勝久会長は取締役から退任する。

米ファンドや外資系企業などは、久美子氏を支持しており、日本の金融機関の動向が焦点とされていたが、勝久会長の退任を求める議案が議決権の61%を得る結果となり、久美子氏に軍配が上がった。同会は、午前10時から東京都江東区の本社で行われ、約3時間10分で終了。出席者は200人に上った。

今回の結果を受け、親子間における互いの退任を求めた委任状争奪戦に決着はついたが、時代に合ったビジネスの変革のもと、新しい店作りや品ぞろえを強化する新体制での事業運営の動向や親子の対立が招いた業績不振の立て直しの問題解決に向けた久美子社長の動きにまた注目が集まりそうだ。