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スポーツ用品販売のリージェント・ファーイースト、破産申請
野球用品などスポーツ用品販売の(株)リージェント・ファーイーストは、3月19日、神戸地裁尼崎支部へ破産を申請した。申請代理人は西山宏昭弁護士(フォーゲル綜合法律事務所)。
リージェント・ファーイーストは、野球用品をはじめとするスポーツ用品の販売を主力としており、阪神タイガースで活躍した村山実氏が設立に携わるなどして知名度も高く、ピーク時の平成7年12月期の売上高は、39億5000万円を計上していた。
しかしながら、景気低迷による個人消費の落ち込みや他社との競合激化を受け、25年12月期の売上高は約19億円にまで減少した。
利益率改善への取り組みや金融機関から返済猶予を受けるなどしたが、採算は厳しく資金繰りも逼迫し破産を申請するに至った。
東京商工リサーチによると、負債は約16億円の見通し。(今後変動する可能性もある)