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シャープ(6753)、米子会社の売却先はカナダ太陽光大手に決定

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シャープ(株)【6753】は3日、太陽光発電所の開発を手掛ける米子会社リカレント・エナジー(以下「リカレント社」)の出資持分全部を、カナダの太陽光パネル大手のカナディアン・ソーラーへ3月に売却すると発表した。譲渡価格は約304.7億円(265百万USドル)。

リカレント社は北米で太陽光発電所の用地選定やプラント建設を手がけており、シャープが2010年に買収した。リカレント社の子会社化により、シャープの太陽光発電ビジネスに開発ディベロッパーが加わり収益を拡大をしてきたが、シャープは平成23年度、24年度と多額の赤字を計上したことから、太陽電池事業において、エネルギーソリューション事業への転換を進めていた。

ディベロッパー開発事業には多額の資金がかかることから、リカレント社について売却等を検討していたところ、カナダの太陽電池パネルモジュール大手のカナディアン・ソーラー社よりリカレント社の出資持ち分を100%購入したいとの提案があったことから今回の譲渡へと至った。