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日本工営(1954)、民事再生の黒川紀章建築都市設計事務所とスポンサー契約・事業を譲受

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日本工営(株)【1954】は、平成26年12月15日付で東京地方裁判所に民事再生手続き開始を申し立てた(株)黒川紀章建築都市設計事務所(以下「黒川事務所」)との間でスポンサー契約を締結し、黒川事務所が展開している事業の円滑な再生を目的として、日本工営が新設する子会社において黒川事務所の事業を譲り受けると発表した。

黒川事務所は、国立文楽劇場や国立新美術館、つくば万博各パビリオンのほか国際的にも有名な建築物を設計。元代表の黒川紀章氏は、建築界のノーベル賞と言われるフランス建築アカデミーのゴールドメダリストを受賞するほか、日本芸術院賞も受賞し、平成18年には文化功労者に選ばれるなど著名な実績を持つ。

日本工営は、予てより黒川事務所と主に海外の都市開発分野で協働関係を築いており、黒川事務所からの要請を受け今回のスポンサー契約及び事業譲受に至った。日本工営は、黒川事務所の貴重な業績と経営資源の承継とともに国内・外に広がる都市の整備と開発領域での事業拡大を図る。

事業譲受日は、平成27年1月15日頃を予定。