ジャパンマテリアル(6055)、シンガポールの「Aldon社」を子会社化

ジャパンマテリアル(株)【6055】は、シンガポールにあるAldon Technologies Services Pte Ltd及びADCT Technologies Pte Ltd（以下、併せて「Aldon社」）のそれぞれ発行済株式の51％を取得し子会社化すると発表した。取得価格は合計で約8.5億円。

ジャパンマテリアルは、半導体および液晶関連工場の製造工程において、不可欠な特殊ガスを主軸に、超純水、薬液等の供給に関連する事業を行っており、近年テレビやパソコンなど、液晶モニタサイズの大型化に伴い、供給装置に求められるガス供給能力も増加の一途をたどっているという。

今回、ジャパンマテリアルは、アジアで大手ファンドリー企業との取引関係を持つ半導体製造装置部品の製造・洗浄・メンテナンス等の事業を展開するAldon社を傘下におさめることで、今後も成長が見込める東南アジアへ進出し、新しい収益基盤の構築を目指す。

株式譲渡実行日は、平成27年1月9日を予定。