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不動産業のインターナショナルイーシー、破産手続き開始決定
(株)インターナショナルイーシーは、12月3日に東京地裁へ自己破産を申請し、5日に破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は竹村葉子弁護士(三宅・今井・池田法律事務所)。
インターナショナルイーシーは、昭和59年9月に設立。コスモ・ワールド(株)の商号で事業を展開し、当初はソフトウエアの販売・リース事業のほか、ゴルフ会員権募集代行なども手がけており、平成10年5月期には年収入高約1億3000万円をあげていた。
しかし、近年は所有ビルの賃貸のみの営業となっていた。この間、過去の不動産投資などに伴う借り入れ負担が資金繰りを圧迫し、最近では実質的な活動を停止するなか、今回の措置となった。
帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債は債権者約17名に対し約485億5300万円。