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味の素、プロマシドール・ホールディングス社の株式取得 アフリカ全域での事業基盤強化

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  • 2016年11月8日

食品企業の味の素【2802】は、アフリカ36ヶ国で事業展開する大手加工食品メーカー、プロマシドール・ホールディングス社(以下「プロマシドール社」)の株式33.33%を532百万米ドル(約558億円)で取得することについて合意に達し、株式売買契約を締結したと発表した。

アフリカの人口は、2015年時点で約12億人であり、2030年には17億人に達すると推定されている。2011年-2015年の実質GDP成長率(サハラ以南)は年平均約5%で、今後も継続的に成長し、巨大な経済圏を形成することが期待されている。経済成長を背景とした中間所得層の増加に伴い、若年層を中心に食に関する需要の多様化や簡便性のニーズが高まり、調味料・加工食品市場は将来大きく伸長することが見込まれている。

味の素は、1991年、ナイジェリアにウェスト・アフリカン・シーズニング社を設立後、2011年にエジプト味の素食品社を、2012年にはコートジボワールに西アフリカ味の素社を設立し、うま味調味料 「味の素®」を中心とした調味料事業をアフリカで展開している。

プロマシドール社は、現在アフリカ36ヶ国で事業を展開する調味料・加工食品メーカーである。ナイジェリア、アルジェリア、ガーナ、コンゴ民主共和国、アンゴラの5ヶ国を主要展開国として、粉ミルク、粉末飲料、風味調味料、シリアル等を生産・販売し、同社のブランドはアフリカ市場に広く浸透している。

今回味の素がプロマシドール社に出資し、同社のアフリカにおける強固な販売基盤と味の素の幅広い製品開発力お よび生産技術力を組み合わせることにより、アフリカ全域において事業基盤の強化を図り、アフリカ市場におけるリーディングプレーヤーの地位を中長期的に確立することを目指す考え。