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ヨシムラ・フードHD、栄川酒造の第三者割当増資を引受け 栄川酒造の再建へ

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  • 2016年6月27日

食品関連事業を行うグループの持株会社であるヨシムラ・フード・ホールディングス(以下「ヨシムラ・フードHD」)【2884】は、福島県の酒造事業者である栄川酒造が実施する第三者割当増資を引受け、同社の株式を取得し子会社化すると発表した。なお、取得価額は10百万円。

ヨシムラ・フードHDは、食品の製造および販売をおこなう中小企業の支援・活性化を目的とし、持株会社としてグループ全社の経営戦略の立案・実行および経営管理を行っている。各子会社の経営に関しては、営業、製造、仕入・物流、商品開発、品質管理、経営管理といった機能ごとに横断的に管理する「中小企業支援プラットフォーム」を構築、これまでにヨシムラ・フードHDは、事業承継問題や単独での成長に限界を感じている全国の中小食品企業に対し、ヨシムラ・フードHDが構築した「中小企業支援プラットフォーム」を提供することで、これらの問題を解決してきた。

一方栄川酒造は、業歴約150年を誇る福島県会津地方を代表する酒造事業者であり、主要ブランド「榮川」に代表される日本酒を市場に提供している。

しかし、年々売上が減少する一方で、過去に行った設備投資に係る借入金の返済は同社の財政状況を悪化させていた。

このような状況の中、栄川酒造は事業再生のため、地域経済支援機構に再生支援の申し入れを行い、支援が決定。これに基づき栄川酒造は金融融資を受け、100%減資を行ったうえで、ヨシムラ・フードHDが栄川酒造に出資し、子会社化するもの。

ヨシムラ・フードHDは、栄川酒造の事業再生に向けた具体的な取り組みとして、グループの酒造会社である桜顔酒造とともに、両社の販路の共有や、グループの販路活用により売上の拡大を図る。また、桜顔酒造との共同購買や、グループの仕入先の有効活用による仕入れコスト削減を実施。さらに、早期に経営管理体制を整備し、迅速かつ正確な意思決定をおこなう体制を構築していく考え。