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クールジャパン機構、中東における日本の「食」・「小売」の多店舗展開事業へ出資

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  • 2016年6月21日

「クールジャパン」の海外進出促進を目指す官民ファンドの海外需要開拓支援機構(以下「クールジャパン機構」)は、アラブ首長国連邦のCipher Investment L.L.C.(以下「Cipher」)とともに、日系外食・小売企業の中東での多店舗展開事業に取り組むため、出資を決定したと発表した。この事業は、両社が共同出資する「Cipher Nippon Investment L.L.C.(以下「Cipher Nippon」)」がプラットフォームになり、様々な日系外食・小売企業の店舗をフランチャイズ形式等で展開していく。なお、出資金額は10百万AED(約300百万円)。

経済成長が続くアラブ首長国連邦は外食市場のポテンシャルも高く、多様な国籍から成る中間所得層が多いことを背景に、欧米系の有名ファストフードチェーン等も多数存在している。他方、日系外食企業の進出はハラル対応や商習慣・法制度の違い等が障壁となり限定的で、進出には現地企業とのパートナーシップが不可欠となる。

このような状況の中、クールジャパン機構は、中東ビジネスについての豊富な知見と幅広いネットワークを有するCipherと強固なパートナーシップを組み、中東進出に意欲的で、中東の中間所得層や観光客をターゲットにし得る日系外食企業、及び化粧品や雑貨等を取り扱う小売企業の多店舗展開事業に取り組むため、今回の出資を決定したもの。

第一弾として、たこ焼き製造・販売チェーン「築地銀だこ」をメインブランドとするホットランドとCipher Nipponが、フランチャイズ契約を締結することが決定。ホットランドとして初めての中東進出となる。

なお、Cipher Nipponは既にアラブ首長国連邦にて日本産和牛の輸入販売実績があり、本事業によりクールジャパン機構や日系外食企業との連携を強化することで、日本産和牛の輸入販売事業も更に拡大する考え。