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不動産売買、仲介の大通エステート、破産開始決定 負債総額38億円超

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大通エステートは12月10日、札幌地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には開本英幸弁護士(開本法律事務所、同市中央区南1条西12、電話011-272-6789)が選任された。

大通エステートは、昭和34年に相愛土地として設立。不動産売買や賃貸マンションの運営を手掛け、平成19年10月にはビジネスホテルを買収するなどして事業を拡大。20年9月期にはピークとなる22億5,000万円の売上高をあげていた。しかし、リーマン・ショック以降、不動産市況が急激に悪化し、21年9月期の売上高は約7億6,000万円に落ち込んで赤字を計上し、債務超過に転落していた。

その後はビジネスホテルほか所有不動産の整理を進めていたが、業況は回復せず、本年8月14日、債権者から破産を申し立てられ、今回の措置となった。

帝国データバンクおよび東京商工リサーチによると、負債総額は38億2,362万円。

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