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東京センチュリーリース(8439)、米国CITグループと合弁会社設立 航空機リース事業を拡大

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東京センチュリーリース(株)【8439】は、米国大手の金融・リース会社であるCIT Group Inc.(以下「CIT」)と合弁会社を米国とアイルランドに設立させ、共同で航空機リース事業を行うと発表した。

東京センチュリーリースは、みずほグループや伊藤忠商事(株)を主要株主に持つ総合ファイナンス・サービス企業で、情報通信機器や自動車を主力とした業界トップクラスのリース・割賦事業、不動産や船舶などに関わるファイナンス事業を手掛けており、東アジア・ASEAN諸国を中心に10の国・25拠点を展開している。
一方、CITは、航空機リースのリーディングカンパニーとして30年以上業界を牽引してきた経験があり、グローバルに幅広い顧客層を有し、マーケティング、リマーケティング力に加え、高度な航空機の機体管理のノウハウを持つ。2013年12月期の連結売上高は2,332百万ドル。

合弁会社の設立は、今年10~11月を予定しており、資本金は、約1.2億円(約120万ドル)。出資比率は、東京センチュリーリースが70%、CITが30%としている。リース事業では、幅広い用途に使われる軽量の飛行機やヘリコプターと言った汎用機をターゲットとし、今後2年間で2,000億円規模の投資を計画。今後、東京センチュリーリースは、CITより14機の航空機を譲り受け、航空機リース事業の拡大を図り、海外の航空機需要の高まりに対応する。