東邦HD、血液からの核酸抽出などを手がける医療系ベンチャーのキュービクスと資本業務提携

東邦ホールディングス【8129】は、医療系ベンチャー企業のキュービクスに出資し、独占的販売に関する業務提携を行ったことを発表した。

東邦ホールディングスは、医療・健康・介護分野に携わる企業集団として、「全ては健康を願う人々のために」のコーポレート・スローガンの下、医薬品卸売、調剤薬局、医薬品製造販売、顧客支援システムの開発・提供等の事業を展開するとともに、地域医療連携や在宅・介護分野への取り組みを積極的に推進している。

キュービクスは、2004年8月に金沢大学発の医療系ベンチャー企業として創業し、全国1300以上の医療機関と提携して血液由来のRNA発現解析による消化器系がん有無判定の受託検査サービスを行っているほか、新型コロナウイルス検出、HBV定量用のPCR試薬など研究用キットの開発・製造・販売等の事業を展開している。

東邦ホールディングスは、キュービクスの事業活動を高く評価し、同社が推進する研究開発を支援するとともに、キュービクスが今後開発する製品に対する独占的な販売権を取得するため、今回の資本業務提携に至った。

キュービクス社の概要
（１）商号：株式会社キュービクス
（２）所在地：石川県白山市熱野町ハ8番地1
（３）代表者：代表取締役社長　丹野　博
（４）設立年月：2004年8月
（５）事業内容：受託解析サービス、体外診断用医薬品製造販売業等
（６）資本金：172,197,000円