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横河電機、浮遊細胞などの液体中の粒子測定装置開発会社Fluid Imaging Technologiesを買収
横河電機【6841】は、浮遊細胞などの液体中の粒子測定装置の開発・製造・販売を専門とするFluid Imaging Technologies, Inc.の全株式を取得したことを発表した。
横河電機は、細胞内部を3Dで観察する共焦点スキャナユニット(CSUシリーズ)や、培養細胞を用いた薬の評価実験を自動で行うハイコンテントスクリーニングシステム(CellVoyagerシリーズ)を提供している。
Fluid Imaging Technologies, Inc.は、従来の細胞観察に用いられる顕微鏡と、血液、リンパ液などの、浮遊細胞等を含む液体を装置に流して細胞の性質を高速に分析するフローサイトメーターとの特徴を併せ持つフローイメージング装置の分野で先駆的な技術をもつ企業である。
横河電機は、細胞観察ソリューションの幅を広げ、ライフイノベーション事業の拡大を図り、バイオエコノミー市場向けビジネスを強化するため、今回の買収に至った。
Fluid Imaging Technologies, Inc.の概要
所在地:米国メーン州スカボロー
CEO:Kent Peterson(ケント ピーターソン)
設立年:1999年
資本金:$4,503,826
社員数:28人
事業内容:フローイメージング装置の開発・製造・販売