三菱UFJ信託銀行、三菱商事子会社の三菱商事アセットマネジメントを買収

三菱UFJ信託銀行は、三菱商事【8058】の子会社でオルタナティブ領域（プライベートエクイティ、不動産、インフラ、ヘッジファンド等）に特化して機関投資家向けに運用商品の提供を行う三菱商事アセットマネジメント（以下「MCAM」）の株式の100％持分を取得することを発表した。

三菱UFJ信託銀行の親会社である三菱UFJフィナンシャル・グループは、2018年度から3年間の中期経営計画において、受託財産事業本部の目指す姿として「国内で圧倒的なＮｏ.１、グローバルにも存在感のあるプレイヤー」を掲げ、三菱UFJ信託銀行が中核となって、資産運用ビジネスの強化に取り組んできた。

MCAMは、三菱商事の子会社で年金や法人等の本邦機関投資家向けに競争力のあるオルタナティブ投資商品を提供している。

三菱UFJ信託銀行は、成長分野と捉えているオルタナティブ領域での商品提供力をさらに強化・向上させるため、今回の買収に至った。

MCAMの概要
商号 三菱商事アセットマネジメント株式会社
所在地　東京都千代田区内幸町二丁目1番6号（日比谷パークフロント7階）
事業内容 オルタナティブ領域に特化した、外部マネージャーが運用する商品の機関投資家向け提供業務等
設立年月日　1999年2月12日