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富士通フロンテック、生体認証ソリューション展開の米Fulcrumを買収
富士通フロンテック【6945】の100%子会社であるFujitsu Frontech North America, Inc.(以下、FFNA)は、全米で生体認証ソリューションを展開するFulcrum Biometrics, LLC(以下、Fulcrum)を買収したことを発表した。
Fulcrumは、2002年に設立され、北米において、政府、金融、小売、医療、法執行機関など様々な業種向けに指紋や顔、手のひら静脈などの生体認証を利用した認証ソリューションを提供しており、北米以外の市場においても、投票者登録システムや金融機関向けソリューションなど、多様なアプリケーションに生体認証を統合するノウハウと実績を有している。
富士通フロンテックは、高度なセキュリティ、非接触で衛生的、快適な操作性を実現する富士通フロンテックの手のひら静脈認証センサーと、Fulcrumが持つマルチモーダル生体認証対応の認証ソリューションを組み合わせることで、高精度・高セキュリティな本人認証の提供が可能になり、業務システムの利用者や日々の市民生活にまで安全・安心な認証環境を提供する生体認証ソリューションビジネスをグローバルに拡大していくため、今回の買収に至った。
Fulcrum Biometrics, LLCについて
(1)会社名:Fulcrum Biometrics, LLC
(2)所在地:米国 テキサス州
(3)代表者:President and CEO Ken Nosker
(4)事業内容:生体認証プラットフォームとアプリケーションの開発・販売、生体認証デバイスの販売