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富士通ゼネラル、約9億円でインドの空調設備会社を買収

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富士通ゼネラル【6755】は、インドにおいて空調設備の設計・施工・サービスメンテナンスを展開するABS Aircon Engineers Private Limited(以下、ABS)に出資し、10月下旬に子会社化する予定と発表した。
出資総額は、約8億6700万円。

ABSは、インドで空調設備の設計から施工・サービスメンテナンスまで一貫したビジネスを展開しており、チラーやエアハンドリングユニットなどの大型空調システムを主体として、オフィス、商業施設、病院、工場、物流施設など幅広い実績を有している。

富士通ゼネラルは、「中期経営計画」の達成に向けた5大拡大プロジェクトとして「海外コマーシャル(業務用)ビジネスの拡大」と「インド市場の攻略・拡大」を掲げており、現在、インドの空調機市場において、家庭用エアコンで高いブランド力を有するとともに、近年では中小規模ビル向けの業務用エアコンも展開している。

富士通ゼネラルは、インド市場におけるVRF(ビル用マルチエアコン)の拡販と事業領域拡大を図っていくため、今回の買収に至った。

【ABS 社の概要】
・商号:ABS Aircon Engineers Private Limited
・所在地:本社 インド・バンガロール 支店 チェンナイ、ハイデラバード
・設立日:1996年
・代表者:Villayath Ali M、 Balakrishna B S、Vinod Saladi の3名による共同代表
・事業内容:空調設備設計、販売、施工、サービスメンテナンス