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貸会議室運営のTKP、大塚家具と資本業務提携 約10億円出資 

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貸会議室運営大手のティーケーピー【3479】は、総合家具小売り大手の大塚家具【8186】との間で業務・資本提携及び第三者割当の方法による大塚家具の株式取得を行うと発表した。
株式取得価格は、約10億円。

ティーケーピーは、ホテル宴会場・貸会議室運営ビジネスを起点に遊休不動産にある空き空間を有効活用し、付加価値を加えることで新たな価値を創造する空間再生流通事業を展開。
国内外1,837室、134,691席(平成29年11月現在)の貸会議室等を展開するとともに、貸会議室運営ビジネスから派生する顧客のニーズに応じたオプションサービス(料飲・ケータリング・宿泊・レンタルサービス・事務局代行等)を提供し事業拡大を図っている。

一方、大塚家具は、昭和44年の創業以来、総合インテリア企業として、世界中の優れた商品を、リーズナブルな価格と充実したサービスとともに提供。商品調達先は国内外約420社に及び、製造元と直接取引をする問屋・小売の兼業業態として、全国主要都市に21店舗、1営業所、5提携店(平成29年11月現在)を展開するとともに、ホテル等の大型案件の家具・インテリアを手掛け、法人向け事業も積極的に展開している。

本年央、ティーケーピーが運営するホテルへの家具導入に向けた検討を契機に、ティーケーピーが創出する様々な空間への大塚家具商品の導入、ティーケーピーによる大塚家具店舗の余剰面積部分の活用など、両社の経営資源・ノウハウ・事業基盤を相互に強化・補完する体制を構築することで、新たな事業機会の創出や企業価値の向上を期し、業務提携を行うことで合意するに至った。
また、両社は、業務提携に関わる協議の過程において、業務提携を円滑かつ確実に進めるため、併せて資本提携を実施することとした。

2.本業務・資本提携の内容
(1)業務提携の内容
① ティーケーピーが運営する施設に係るインテリアの企画及び大塚家具が取り扱う商品の納入
② 顧客の相互紹介並びに顧客ニーズに対応するための連携及び協力体制の構築
③ 大塚家具が所有又は賃借する物件における当社による貸会議室事業の運営

(2)資本提携の内容(新たに取得する相手方の株式の取得価額)
大塚家具が保有する普通株式1,290,000株を自己株式処分によりティーケーピーが815円で取得することにより、資本提携を実施する。