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ヤマダ電機、水に浮く超小型電気自動車開発のFOMMと資本業務提携
家電量販店最大手のヤマダ電機【9831】は、「緊急時に水に浮く超小型4人乗り電気自動車」をコンセプトに、革新的なモビリティ開発を進めるFOMMと資本業務提携を行うと発表した。
ヤマダ電機は、事業活動を通じた環境負荷低減の取り組みとして、家庭での省エネ・創エネ・畜エネ推進の支援や使用済み家電のリユース・リサイクル事業、スマートハウス事業等、顧客の環境対策や社会全体の環境負荷低減に向けた取り組みを行っている。
今回FOMMとの資本業務提携により、小型電気自動車の社会普及を促進し、これまで以上に環境に配慮した総合環境づくりを推進するとともに、顧客の健康・生活に必要なさらなる「安心」の提供を目指していく。
FOMMの電気自動車は、コンパクトなサイズでありながら4人乗車が可能であり、近距離移動に最適な設計がなされている。さらには世界でも他に類を見ない、水に浮くという性能を有しており、異常気象等で発生する水害時においても、安全に移動することができる。
今後の展開として、ヤマダ電機が持つ日本最大級の店舗ネットワークの強みを活かした小型電気自動車販売の実現、さらには電気自動車を「21世紀の新しい家電」と位置づける新たな発想とサービスとの融合により、ヤマダ電機グループ店舗でのバッテリーチャージング、カーシェアリング、スマートハウス事業との融合による環境負荷を低減する住まいづくりなど、次世代モビリティ・ビジネスの構築を目指す。
◆株式会社FOMMの概要
(1)名称 株式会社FOMM
(2)所在地 神奈川県川崎市幸区新川崎7-7かわさき新産業創造センター本館214号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 鶴巻 日出夫
(4)事業内容
①小型電気自動車開発(世界最小クラス4人乗り電気自動車を 2014年発表)
②部品開発(小型電気自動車専用高性能インホイールモーターの 開発)
③超小型電気自動車に関する技術コンサルタント
④研究開発(地域ニーズに応じた機能開発)
(5)資本金 515百万円(平成29年8月10日現在)