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CYBERDYNE、医用電子血圧計等開発の志成データムと資本業務提携

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ロボットスーツ「HAL」開発の筑波大発ベンチャーのCYBERDYNE【7779】と医用電子血圧計等医療機器開発の志成データムは、血管情報の測定管理を通じて、脳卒中・心筋梗塞等の生活習慣病の予防ビジネスを強化・加速するための業務提携および資本提携(CYBERDYNE社から志成データム社への資本出資)を行ったと発表した。

超高齢社会においては、加齢による病気の予防が重要課題となっている。日本においては、死亡及び寝たきりの原因の約3割が脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患となっており、これらの疾患は、生活習慣病によって速まる動脈硬化の進行の結果引き起こされることから、日常的な血管情報の測定管理を通じて生活習慣病を予防することは、健康寿命を伸ばしてゆくために急務となっている。

本提携により両社は、医療・介護福祉・生活(職場を含む)等の様々な分野において連携を図り、健康長寿社会を目指していく。志成データム社は、医療用の電子血圧計等の 設計・開発・製造に関するノウハウと実績を多数有している。CYBERDYNE社は、既に手のひらサイズの動脈硬化度・不整脈計測用バイタルセンサーを開発し、PMDA(医薬品 医療機器総合機構)との相談を経て、医療機器化に向けて各種手続きを進めているが、 志成データム社との連携により今後更なる多機能化等、バイタルセンサー事業を一層強化・加速していく。

なお、CYBERDYNE社のバイタルセンサーは病院・家庭・職場などの場所を問わず日常的にIoH(Internet of Humans)ネットワークで繋がり、脳卒中・心筋梗 塞等の生活習慣病を予防するためのコアデバイスとなるものであり。本連携により、両社は、人生100年時代においても誰もが健やかで快適な生活を長く営める健康長寿社会の実現と、逼迫する医療財政や重介護など社会問題の解消に引き続き貢献していく。