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ケネディクスとNRI、不動産テック分野で協業 新会社設立

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独立系不動産ファンド運営のケネディクス【4321】と野村証券系SIの野村総合研究所【4307】(以下、NRI)は、不動産を対象とした投資型クラウドファンディング事業での協業に向けた基本事項について合意し、ケネディクスは、当事業を推進するため、ビットリアルティを6月26日に設立。ビットリアルティに対する2社の出資総額は4億9千5百万円、出資比率はケネディクス80.1%とNRI 19.9%となる予定。

ビットリアルティは、不動産の投資型クラウドファンディング事業を推進し、インターネットを通じた不動産への幅広い投資機会を様々な投資家に提供する。従来、個人にとって不動産への投資の機会はJ-REITやマンション投資などに限られていたが、個人でも、小口化された不動産金融商品にインターネットを通じて投資できる仕組みを提供する。これにより、投資家は賃料収入などのキャッシュフローを享受することができる。 当スキームにおいて、ケネディクスは、不動産クラウドファンディング事業における不動産金融商品の開発及び投資対象の調達のサポートや不動産にかかわる資産運用業務をおこない、NRIはこれらの事業を支えるITサービスを提供する。

両社は、今後この仕組みに、他の不動産資産運用会社や不動産デベロッパー会社等が参画し、業界標準となることを目指し、また将来は、当事業に、人工知能やビッグデータ分析、ブロックチェーン等を応用し、投資アドバイスをおこなうロボットアドバイザー(ロボアド)などの、不動産テック事業における新たなサービスの提供をおこなう予定。

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