エステー、カイロ等製造のマイコールからカイロ事業を譲り受け

家庭用消臭芳香剤2位、衣類防虫剤1位の日用品メーカーのエステー【4951】は、カイロ・温熱製品の製造、開発、販売のマイコールからカイロ事業を譲り受けると発表した。
譲渡価格は、非開示。

エステーグループは、経営方針「ブランド価値経営」のもと、成長の方向性の一つとして「社会構造変化への対応」を位置付けており、近年の社会的課題である健康的な生活の確保が重要と考えていることから、これまでカイロにおける販売業務提携を行っていたマイコールのカイロ事業を譲受けることとした。

エステーグループが事業を譲受けるマイコールは、優れた技術力を持ち、1904年の創業以来一貫して「保温と健康のために」をコンセプトにカイロ・温熱製品の製造販売を行っている。使いすてカイロの主力ブランド「オンパックス」は、軽くて薄く、手触りが柔らかくて心地よいカイロ製品として、幅広い顧客に支持されている。

今回の事業譲受けにより、エステーグループの持つ商品開発力、マーケティング力を活かすことで、国内および海外市場におけるさらなる業容拡大を図り、収益力向上とともに企業価値をさらに向上させることを目指していく。