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カルチュア・コンビニエンス・クラブ、キタムラの筆頭株主に フォトライフ提案強化
TSUTAYA運営のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)は、東証2部上場の写真専門チェーン最大手のキタムラ【2719】と資本業務提携を締結し、6月1日に筆頭株主(29.7%)となると発表した。
CCCはライフスタイルを提案する企画会社として、TSUTAYAや蔦屋書店、T-SITEといった生活提案型商業施設や、全国で利用できる共通ポイントカードサービス「Tポイント(Tカード)」などのプラットフォームを通じて、「ヒトと世の中をより楽しく幸せにする環境=カルチュア・インフラ」を創造している。一方、キタムラは、「写真で実感する幸せ」を企業価値創造の中核に据え、写真プリントの販売において日本一のシェアを誇り、カメラ販売やスタジオなど1240店舗のネットワークや、800万人のキタムラネット会員を有し、オムニチャネル推進においても積極的に取り組んでいる。
CCCではこれまでも写真を楽しむ生活(フォトライフ)の提案をしてきたが、写真の楽しみ方の変化を受け、更にこの分野を成長させるべく、本提携によって総合的なフォトライフ提案を強化していく。
キタムラの店舗ネットワークと会員基盤、専門知識を持つ人材やノウハウと、CCCのライフスタイル提案力や店舗企画力、マーケティング力を融合し、より一層顧客価値の高い商品・サービスの開発を進めていく。
■業務提携の内容
(1) キタムラ既存イメージングビジネスの収益性向上及び両社のイメージングビジネスの付加価値化
(2) キタムラの店舗網の再構築及び新業態開発
(3) 両社のデータベースを活用したオムニチャネル戦略の加速
(4) 新商品・サービス・新ビジネスモデルの確立
(5) モバイル関連の独自商品・サービスの共同開発
(6) キタムラの業務改善とコスト効率化