ソースネクスト、筆まめを子会社化　経営基盤強化目指す

コンピュータソフトウェアおよびハードウェア製品の企画・開発・販売を手掛けるソースネクスト【4344】は、平成29年2月6日付で、筆まめ（以下「筆まめ社」）の全ての株式を取得し、子会社化することに関する基本合意書を、同社株主との間で締結すると発表した。

筆まめ社は、18年連続でメーカー別販売本数第1位の「筆まめ」や、「デジカメde!!ムービーシアター」「パーソナル編集長」などのヒット作を持つパソコンソフトメーカーの老舗企業である。

今回、筆まめ社の株主であるソフトフロントホールディングス【2321】との基本合意により、筆まめ社の子会社化を通じて、ソースネクストグループが筆まめ社の保有する「筆まめ」等のすべての製品を保有することとなる。

今後はそれら製品の家電量販店等での販売に加え、ソースネクストグループの顧客基盤を活かしたオンライン販売、ソースネクストグループの企画開発力を活かした製品の改善、及び、既存クラウドサービス・アプリ事業への展開等を積極的に推し進めることにより、両社のさらなる発展につなげていく考え。

ソースネクストはグループの一員になる筆まめ社の企業拡大を通じて、ソースネクストグループ全体の経営基盤をより盤石なものとしていくことができるとしている。