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グローバル・ブレイン、パワードクロージングを開発する米国企業へ出資

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ベンチャー・キャピタル事業を手掛けるグローバル・ブレイン(以下「GB」)が運営するグローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合は、パワードクロージング(Powered Clothing)を開発するSuperflexへの出資を実行したと発表した。

Superflexは、世界最大規模の研究機関である米国SRI Internationalからスピンオフしたスタートアップで、アメリカ国防総省の機関であるDARPA(アメリカ国防高等研究計画局)のプロジェクトで開発された技術を民間転用したパワードクロージングを開発している。従来の外骨格型のパワードスーツと比べ、衣類の一部として身につけることができ、ファッション性の追求も行っており、高齢者や過酷な労働環境における生産性向上に大きく貢献することが可能となっている。

CEOのRich MahoneyはSRI Internationalでロボティクス部門の責任者を7年以上務めたロボティクス業界の第一人者であり、ロボティクス業界のみならず幅広いスタートアップでの経験を活かし、世界トップクラスのエンジニアやデザイナーとともに社会課題の解決に取り組むとしている。

GBはSuperflexが持つ高い技術力を評価し、また、パワードクロージングという新たな市場を牽引すべく、出資を決定したもの。これよりGBの持つリソースを最大限活用し、日本そしてアジア進出においても多面的なサポートを行ってまいります。今回のシリーズAにおける調達総額は960万ドル(約11億円)となっており、GBがリードインベスターとして海外のトップVCとともに共同出資している。