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国際航業、明治コンサルタントの事業を譲受け 気候変動に起因する防災分野の強化へ
「空間情報コンサルティング」「グリーンエネルギー」「ファイナンシャルサービス」の3事業を主軸として事業を展開するグループの持株会社である日本アジアグループ【3751】で空間情報コンサルティング分野を担う国際航業は、地質調査、土木設計を行う明治コンサルタントの事業の譲受けに向けた基本合意に至ったと発表した。
日本アジアグループは、2016年5月に公表した5か年の経営戦略において、顧客基盤、技術、資金調達力を競争力の源泉とした上で、G空間×ICT、まちづくり、気候変動を成長領域と位置づけ事業を推進している。
明治コンサルタントは、昭和40年4月の設立。北海道札幌市を本店とし、全国の官公庁を中心に地質調査や土木設計等の技術サービスを展開しており、地質調査技術を利用した防災分野に強みを有している。
この事業譲受により、国際航業が有する精緻な空間情報の構築技術等と相乗効果をもたらすことが期待されることから、気候変動に起因する防災分野の強化等、グループの事業体制の一層の強化が実現できると判断したもの。