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豊田通商、仏連結子会社の残余株式に対して公開買付け実施
トヨタグループの総合商社である豊田通商【8015】は、約98%出資する連結子会社でフランスの商社CFAO S.A.(以下「CFAO」)の発行済株式総数の内、豊田通商が保有していない全株式に対して公開買付けを実施すると発表した。なお、買付け等の価格は株式1株あたり37.50ユーロ。
CFAOは創業以来、アフリカを中心にビジネスを展開するフランス最大の商社である。
一方、豊田通商もアフリカでの活動は約90年にわたる。豊田通商は2012年12にCFAOに資本参画。CFAOは北・西アフリカを中心にビジネスを展開し、豊田通商は東・南アフリカに強みを有するため、両社が事業を展開する地域は補完関係にあり、協業により自動車販売はアフリカ54カ国中53カ国をカバーすることとなった。
今回、両社の関係をより強固なものとするため、株式の追加取得を行うもの。