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エスケーアイ、持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約締結
携帯電話販売代理店業を手掛けるエスケーアイ【9446】は、平成28年10月14日付「会社分割による持株会社体制への移行検討及び分割準備会社設立に関するお知らせ」のとおり、持株会社体制へ移行するための検討に入る旨を公表しているが、平成29年10月1日(予定)を効力発生日として、エスケーアイのグループの事業支配・ 管理事業及び再生可能エネルギー事業(現:太陽光発電事業)を除く一切の事業を、エスケーアイの100%子会社であるエスケーアイ分割準備会社(平成29年10月1日に「株式会社エスケーアイ」に商号変更予定。)に吸収分割の方法により承継させると発表した。
エスケーアイは、従来から移動体通信事業をメインとしていたが、ここ数年で保険代理店事業、葬祭事業、再生可能エネルギー事業と、新規事業に積極的に取り組んできた。
今後も、既存事業での増収増益の継続を目指しつつ、一方でさらなる新規事業への参入を検討しており、エスケーアイグループ企業が増加していくことが想定される。これらの戦略遂行を一層加速し、エスケーアイグループが更なる成長を実現していくためには、各事業領域において環境変化への迅速な対応力を高めるとともに、エスケーアイグループ全体の企業価値を最大化する経営体制を構築する必要があると考え、持株会社への移行の検討を進めていたもの。