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凸版印刷、SCIVAXとナノインプリント事業で資本業務提携 ナノインプリント事業に本格参入

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印刷大手の凸版印刷【7911】は、急速にそのニーズが増加しているナノインプリント事業の拡大を目的として、ナノインプリントのトータルソリューション企業であるSCIVAXと資本業務提携を行うことで合意したと発表した。資本提携として、凸版印刷はSCIVAXの株式25%超を取得し、筆頭株主となる。

SCIVAXは、ナノインプリントを中心とする超微細加工技術を、これからの産業を支える次世代基盤技術と位置づけ、様々な分野で実用化開発を進めてきた。2015年からは本格的な量産受託がはじまり、 多くの顧客に微細加工サービスを提供している。

今回の提携により、両社は、凸版印刷が半導体用フォトマスクなどで培ったリソグラフィー技術やマスターモールド製造技術と、SCIVAXが持つ光学設計やナノインプリント加工技術を融合し、アプリケーション開発からマスターモールドの製造、最終製品の量産化まで一貫したサービスの提供を共同で開始する。

さらに凸版印刷は、光学デバイスやSCIVAXの独自開発製品の量産化ニーズに対応するため、生産ラインを構築、2017年中に大面積ナノインプリントのサンプル出荷を開始する予定。