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東京ガス、伊藤忠商事・関西電力と米国での天然ガス火力発電事業へ参画
燃料ガスの製造、関東を中心とした供給および機器販売などを行う東京瓦斯(以下「東京ガス」)【9531】は、100%出資子会社の東京ガスアメリカが、米国ニューヨーク州の天然ガス火力発電所「エンパイア発電所」の運営を行うことを目的として、伊藤忠商事【8001】の米国発電事業子会社(ティア・エナジー)および関西電力【9503】の米国子会社(ケーピック・ユーエスエー)と新たに設立した合弁会社を通じ、本発電所の権益25%を取得すると発表した。
北米においては、電力需要の増加や環境負荷の小さい天然ガス火力電源の優位性の向上が見込まれている。
今回、3社で新たに合弁会社「TTK Power, LLC」を設立、エンパイア発電所の権益100%を取得する売買契約を締結したもの。
TTK Power, LLCの資本構成は、ティア・エナジー50%、ケーピック・ユーエスエー25%、東京ガスアメリカ25%となっている。
東京ガスは、関西電力とLNG調達等で培ってきた両社の信頼関係のもと、燃料調達、発電所運営・保守、電源開発および海外事業への共同参画等の様々な分野で、両社の強みを活かした戦略的連携に向けて検討を進めている。今回の発電事業への参画は、これら一連の取組みの一つであり、海外発電事業分野における初めての連携となる。