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三菱化学、宇部興産と中国における電解液事業で合弁 技術力とコスト競争力を強化

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三菱ケミカルホールディングス(以下「三菱ケミカルHD」)【4188】傘下の総合化学メーカーである三菱化学は、化成品、医薬品、建築資材などを扱う宇部興産【4208】と、両社の中国におけるリチウムイオン電池用電解液事業で提携することについて合意したと発表した。

リチウムイオン電池は、スマートフォンやタブレット端末など民生携帯機器用途を中心に伸長している。特に中国では、政府の補助金による促進政策もあり、EV及び車載用リチウムイオン電池の市場が急速に拡大。電解液を含む電池材料も需要が急伸する一方で、新興メーカーの台頭もあり競争が激化している。

三菱化学と宇部興産は、知的財産を含む技術資源の相互利用や生産技術の融合などによって、技術力とコスト競争力を強化することで、より優れた競争力ある電解液を供給していくことを目的として、今回、中国における両社の電解液事業を合弁形態(持分比率50:50)で運営することに合意したもの。

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