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ヤマハ、リゾート事業再編 「つま恋」は営業終了へ
楽器や音楽、音響機器などを製造するヤマハ【7951】は、100%出資の事業子会社であるヤマハリゾートが運営するリゾート事業を再編すると発表した。
ヤマハリゾートは、「つま恋」「葛城北の丸」「葛城ゴルフ倶楽部」の3施設を運営しているが、近年のリゾート事業を取り巻く環境は、より高付加価値を追求するハイエンド志向と、インバウンド需要にも対応する低価格・カジュアル志向に二極化するなど大きく変化している。こうした 状況下、ヤマハはリゾート事業の今後について検討してきた。
その結果、事業の選択と集中を行い、「つま恋」については営業を終了し、経営資源を「葛城北の丸」「葛城ゴルフ倶楽部」の2施設に集中する判断をしたもの。
これにより「葛城北の丸」「葛城ゴルフ倶楽部」は、上質な魅力溢れる施設として、今まで以上に顧客に高い満足を提供していくとしており、一方で、昭和49年の開業以来、会員制の滞在型リゾート施設として顧客に上質な余暇を提案し続けてきた「つま恋」は、近年の二極化する顧客ニーズへの適合が難しくなっており、ヤマハならではの高品質なリゾート施設としての将来像を描くことが困難と判断。平成28年12月25日をもって一般営業を終了するとしている。