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スリープログループ、ヒューマンウェアを子会社化 近畿圏でのシナジー期待

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IT関連のBPO事業を行うスリープログループ【2375】は、主に近畿圏を中心に技術者派遣事業を手がけるヒューマンウェアの株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は464百万円。

スリープログループは、ITを中心とした導入・設置・交換・保守支援、コンタクトセンター運用及びスタッフ支援、営業代行・販売支援、システム・エンジニアリング開発受託・技術者派遣から構成されるIT関連のBPOサービスを軸とした4つのサービスを展開。

今後、企業のIoTへの対応や2020年の東京オリンピックに向けた最先端の自動車技術、道路・信号等のセンサー、情報通信技術等へのニーズが高まることが見込まれており、技術者派遣・請負の市場は底堅く推移していくものとみられるが、その一方で、慢性的な技術者不足の状況は継続しており、スリープログループとしては優秀なエンジニアの確保及び関東・東海圏エリア以外への営業拡大は重要課題であった。

ヒューマンウェアの本社は京都にあり、主に近畿圏の精密機器メーカーへの技術者派遣を手がけており、自動改札機等の駅務機器等の設計開発検査業務を収益の柱とする事で、他社との差別化に成功、高収益体質を構築、財務的にも無借金と強固な財務体質を確立している。

今回の株式取得により、スリープログループの大阪センター(支店)との相乗効果や近畿圏におけるエージェント(登録スタッフ)のキャリアパスの一環として、技術者希望者への研修や紹介事業の拡大等のメリットも見込めると判断したもの。

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