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楽天、楽天Edyの会社分割と吸収合併 新サービス創出の促進
各種インターネットサービスを手掛ける楽天【4755】は、100%出資子会社である楽天Edy(以下「Edy」)の会社分割及び吸収合併を行うと発表した。
楽天とEdyによる決済及び決済に隣接した分野におけるビジネスの拡大、及び新たなサービスの積極的な創出に向けた動きを更に加速させていくため、現在Edyが保有する知的財産をはじめとする無形資産や有形資産、Edyビジネス拡大に関する推進事業を楽天に統合させるもの。
今回の再編により、広義の楽天Edyブランドを楽天が現状の営業活動に即して柔軟に活用できる、楽天会員に対するマーケティング効率が向上する等のシナジーが期待できることから、楽天が持つインターネットを中心としたインフラ・ユーザー層と、Edyが持つ加盟店網・ユーザー層を結びつけることによる新たなマーケティングやサービス創出の促進に繋がるものとの考え。
なお、電子マネー楽天Edyは資金決済法上の登録が必要な公益性の高い事業であり、顧客との取引連続性及び事業の独立性を確保する観点から、本吸収合併に先立ち、電子マネー楽天Edyの運営に関する事業について、Edyを分割会社、楽天Edyオペレーションを承継会社とする会社分割を行う。