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INEST、子会社のアスカティースリーの株式を譲渡 経営資源を成長事業へ集中

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流通・介護などの業務用システムの開発・運用・管理を手掛けるINEST【3390】は、連結子会社であるアスカティースリーの株式を7ホールディングスに譲渡すると発表した。なお、譲渡価額は24百万円。

INESTグループはシステム事業の一つとして、アスカティースリーにおいて外食産業向けセルフオーダーシステムの販売・運営事業等を行ってきたが、平成27年3月期および平成28年3月期は販売不振により赤字となっている。またINESTは、平成28年5月19日付「新たな事業の開始に関するお知らせ」に記載の通り、中長期に亘り業績を拡大するためには成長事業を柱とした事業領域の拡大が必要不可欠であるとして、企業価値向上のために、経営資源を成長事業に集中していきたい考え。

このような状況下で、アスカティースリーについては経営を第三者に委ねることが有効であると判断し、株式の一部を7ホールディングスに譲渡することとなったもの。

なお、譲渡後もINESTは、アスカティースリーの株式を19%保有し、7ホールディングスとともに、今後も協業し、相互の利益発展を図るとしている。