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日本ペイント、持株会社体制に移行へ
日本ペイント(株)【4612】は、2014年10月を目処に持株会社体制に移行することを明らかにした。同社は、2月3日に発表した、Wuthelamグループとの協業関係深化に向けた戦略的提携により、グループ売上高は約5000億円に達し、塗料メーカーとしてはアジア第1位、世界第4位のポジションとなった。今後、経営インフラを刷新することで、提携によるメリットの最大化を追及する。持株会社体制のもとで、持株会社はグループ経営に特化、グループ最適の経営を徹底するとともに、事業会社には事業執行上の権限を委譲、事業運営の自立性を高めていくことで、グローバルでのグループ経営インフラを強化を目指す。さらに、持株会社体制移行の効果を最大限に発揮させるために、成長モデルに基づき将来的なグループ内組織再編も視野に入れるとしている。具体的な施策などは、今後の取締役会などで決議していく見通し。