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SBSホールディングス、子会社同士を合併 業務及び管理の効率化へ
3PL(物流一括受託)大手の持株会社であるSBSホールディングス【2384】は、グループで物流事業を担うSBSロジコムとSBSトランスポートが、2017年1月1日付で、SBSロジコムを存続会社として合併すると発表した。
SBSロジコムは、相模鉄道の子会社として創業。SBSグループの物流事業のコア会社として、3PL・センター物流・倉庫・流通加工・運輸・通運・国際物流・館内物流・施設移転・オフィス移転などあらゆる物流ニーズを一貫したサービスで提供している。
一方、SBSトランスポートは、小田急系の運送会社として創業。小田急グループを主要顧客に東京都の城南地区や神奈川県を中心にトラック輸送全般、百貨店の納品代行、コンビニや駅売店へのルート配送、引越や移転などの物流事業を展開している。
両社は、創業母体が同じ鉄道業で企業風土の親和性が高く、事業内容や事業拠点が重複していることから、今回の合併により、さらなる業務の効率化や集約化、管理コスト削減など、経営体制の強化を図るもの。