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カシオ計算機、リプレックスの全株式を取得 デジタルカメラ事業における新たなサービス開発へ
電子機器メーカーのカシオ計算機【6952】は、ソフトウェア開発を手掛けるリプレックスの全株式を取得したと発表した。
リプレックスは、静止画及び動画の領域でグローバルに幅広く使用される写真プラットフォームサービスの開発のため、2006年に設立。同社の写真管理アプリ「Scene(シーン)」は、180万ユーザー(2016年7月12日現在)を獲得し、Google Playにおいて年間ベストアプリに選出されている。
カシオ計算機は「エクシリム オートトランスファー」によりスマートフォンに転送した画像の整理やシェアに最適なアプリとして、2015年3月より「Scene」と連携。今年3月には、QRコードを通じて気軽に画像をシェアできる「ワンタイムシェア」機能を、リプレックスと共同で開発した。
今回の株式取得により、カシオ計算機は今後、リプレックスの技術・顧客基盤を活用して、デジタルカメラ事業がキーワードとする「撮る・見る・シェアする」写真の楽しみ方をさらに広げるとともに、新たなサービスの開発を図るもの。