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サトレストランシステムズ、UG・宇都宮の「めしや 宮本むなし」事業取得 収益基盤強化へ

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和食ファミリーレストラン「和食さと」、鍋物や寿司が中心の「さとすし半」「すし半」を運営するサトレストランシステムズ(以下「サト」)【8163】は、UG・宇都宮(以下「UG」)の運営する「めしや 宮本むなし」事業を譲り受けること、また「宮本むなし JR 名古屋駅前店」の店舗不動産を保有する TWO SIXの株式 100%を取得し完全子会社化することについて合意したと発表した。

サトグループは、「和食さと」など主力事業の収益性を高めるとともに、「天丼・天ぷら本舗 さん天」「かつや」に代表されるファスト・カジュアル業態を積極出店することで、グループ店舗構成における低価格業態の拡充を推進している。

「めしや 宮本むなし」は、主に駅前繁華街立地において、大衆的な価格で定食を提供するチェーンとして、関西圏を中心に、現在71店舗を展開。

今回の事業取得は、低価格業態の拡充というサトの方針と合致し、郊外型を主力とするサトグループの出店立地を補完するとともに、購買や物流面でのシナジー創出が見込まれ、グループの収益基盤強化に大きく寄与すると判断。また、今後進行する少子高齢化、個食化、都心回帰といった社会の趨勢に合致しており、サトグループでの経営により、さらに魅力的な商品提案も可能となり、将来的な成長を見込んだもの。

また TWO SIXの株式取得については、現状、「宮本むなし JR 名古屋駅前店」の存続の基礎になっている TWO SIXを賃貸人とし、UG を賃借人とする同店舗建物の賃貸借契約を締結している中、「めしや 宮本むなし」事業の旗艦店である同店の営業の維持等の支配を確保するために必須と判断したもの。