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西村証券、六和証券より一部事業を譲受け
京都・滋賀を地盤とする西村証券は、六和証券の金融商品取引業者として行う事業の一部を譲り受けることについて合意したと発表した。
六和証券は、顧客に販売したレセプト債約33億円がデフォルトとなり、また、それに関して平成28年2月26日付で業務改善命令を受けていた。
このような状況の中、六和証券の顧客がこれまで同様に取引を継続する為には、同業他社への事業譲渡が必要であり、その事が証券会社としての社会的使命を果たす事に資するとの判断。
一方西村証券は、地盤である京都エリアにおいて営業網の拡充などの経営基盤の強化を模索しており、両社の協議の結果、六和証券の事業の一部を西村証券へ譲り渡す事について、合意したもの。
譲渡事業は、六和証券が行う金融商品取引業のうち、レセプト債及び一部の金融商品に関する事業を除いた事業となり、六和証券が販売したレセプト債及び一部の金融商品に関する法律上の地位は、引き続き六和証券が有し、同社において今後も対応する。