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キヤノンマーケティングジャパン、子会社2社の文教事業を会社分割により承継 営業組織の集約化へ

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キヤノン製品の国内販売を行うキヤノンマーケティングジャパン(以下「キヤノンMJ」)【8060】は、平成28年8月1日を効力発生日として、完全子会社であるキヤノンITソリューションズ(以下「キヤノンITS」)の文教事業部に属する事業、及び同じく完全子会社のキヤノンシステムアンドサポート(以下「キヤノンS&S」)の文教営業部に属する事業を、それぞれ会社分割により承継すると発表した。キヤノンITS及びキヤノンS&Sを吸収分割会社とし、キヤノンMJを吸収分割承継会社とする吸収分割となる。

キヤノングループの一員として、日本国内を中心にマーケティング活動やソリューション提案を担っているキヤノンMJグループは、業種別営業体制の強化と顧客起点の新しい体制への移行を標榜している。

その対象市場の一つとしている文教市場は、行政の方針と同期してIT化が急ピッチで進められており、今後投資が活発化し、市場の伸びも他の業界と比べても高い水準で進むことが予測されるという。

このような状況の中、現在、キヤノンMJグループの文教市場向けビジネスは、キヤノンMJ、キヤノンITS及びキヤノンS&Sが個々に展開している。

今後の拡大する文教市場の機会をしっかりと捉えて、事業拡大につなげていくためには、営業組織の集約化とグループ一体となった当該市場向けの戦略を展開することが必要と判断、今回の会社分割でグループの文教市場向け直販営業体制の再編を図るもの。

これにより、キヤノンITSがこれまで培ったソリューション提供力に加え、キヤノンS&Sが持つ営業力と多くの顧客との深い関係を活かし、文教市場全体の事業戦略を一元化すること、文教市場におけるキヤノンのプレゼンスを確立することを目指す。