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第一生命保険、インド関連会社への出資比率引き上げ 海外事業拡大へ
生保大手の第一生命保険(以下「第一生命」)【8750】は、インドにおける関連会社であるスター・ユニオン・第一ライフへの出資比率を26%から44%まで引き上げることについて、合弁パートナーであるバンク・オブ・インディア(以下「BOI」)と合意したと発表した。なお、株式追加取得に係る取得価額は約8960百万円(約54億ルピー)。
スター・ユニオン・第一ライフは、2009年2月の営業開始以降、合弁パートナーである現地国有銀行のBOIならびにユニオン・バンク・オブ・インディア(以下「UBI」)のインド全土にまたがる広範な支店網を活用し、順調に成長している。
2015年3月に外資出資上限が緩和されたことを受け、出資比率の引き上げについて検討を進めた結果、今回第一生命がBOIから発行済株式数の18%を追加取得し、出資比率を 44%まで引き上げることで合意したもの。
今回の出資比率引き上げに伴い、第一生命による取締役の指名枠を増やす等、より一層経営への関与を強め、第一生命グループの保険市場に関する幅広いノウハウを活用し、インド生命保険市場の発展と第一生命グループの海外事業の更なる発展に努める考え。