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電通、エジプトの広告会社の株式を取得 MENAにおける基盤強化へ
広告大手の電通【4324】の海外本社である電通イージス・ネットワークは、エジプトの総合デジタルエージェンシーDigital Republic SAE(以下「デジタルリパブリック」)の株式51%を取得し、子会社化すると発表した。
2009年に設立されたデジタルリパブリックは、デジタルクリエーティブのサービスを提供する独立系エージェンシーとしてはエジプト最大で、デジタル広告やソーシャルメディアを活用したソリューションなどデジタル領域全般のサービスを提供している。同社は中近東エリアにおいてグローバルおよび著名ローカル企業を顧客として抱えており、その斬新なクリエーティビィティーは顧客企業から高く評価されているという。
デジタルリパブリックが加わることで、電通グループはエジプトで第3位のエージェンシーグループとなり、デジタル領域における広告賞の受賞数や従業員数から推定されるサービスの規模やケイパビリティーではナンバーワンのポジションを獲得(電通イージス・ネットワーク推定)することになる。
株式取得後、デジタルリパブリックのブランド呼称を「Digital Republic, Linked by Isobar」(デジタルリパブリック・リンクト・バイ・アイソバー)とし、グループ各社との連携を図りながら、成長市場であるMENA(中近東・北アフリカ)における基盤強化とプレゼンスの向上を目指すもの。