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さくらインターネット、ゲヒルンを子会社化 セキュリティサービスのラインナップ拡充へ

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データセンター事業およびインターネットサービス事業を手掛けるさくらインターネット【3778】は、ゲヒルンの全株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は150百万円。

さくらインターネットは、スケールメリットと柔軟性を兼ね備えたコスト競争力の高いデータセンター(ホスティング・ハウジング)事業を展開し、ITインフラサービスの拡充に努めてきた。

一方、ゲヒルンは、「安全」をキーワードにセキュリティコンサルティングやウェブサイトの脆弱性診断サービスなどを提供している。ゲヒルンに在籍するエンジニアは、セキュリティ・ キャンプ(※)実施協議会の顧問でもある代表取締役の石森大貴氏をはじめ、数々のセキュリティ・コンテ ストで入賞歴を持つ精鋭メンバーがそろっている。

今後、さくらインターネットは、ゲヒルンのセキュリティ技術を活用し、セキュリティサービスのラインナップを拡充するとともに社内のセキュリティ体制をより一層強化し、顧客に安心・快適なITインフラサービスを提供できるよう努めていく考え。

また、ゲヒルンはセキュリティに加え、ウェブアプリケーションなどのソフトウェア開発力も高く、セキ ュリティとユーザビリティに優れたレンタルサーバ「GWS(Gehirn Web Services)」の提供も行っている。ゲヒルンのソフトウェア開発力を活かし、さくらインターネットのインフラの上でゲヒルンが開発したソフトウェアを提供するなど、レンタルサーバサービス・クラウドサービスのラインナップ拡充も図っていくとしている。

 

(※)セキュリティ・キャンプとは、若年層の優秀なサイバーセキュリティ人材の早期発掘と育成を目的とした経済産業省とIPAが主催するイベント。