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シチズンHD、子会社の一部業務を日本金銭機械に譲渡 経営資源を時計事業に集中へ
時計・工作機械・小型精密部品を扱うシチズンホールディングス(以下「シチズンHD」)【7762】は、連結子会社であるシルバー電研の遊技機器事業のうち、iクリアシステム製品及び紙幣運搬輸送機器製品の開発・製造・販売業務及びアフターメンテナンス業務を、日本金銭機械【6418】に譲渡すると発表した。なお、シルバー電研は事業譲渡後、解散及び清算を行う予定。
シチズンHDは平成31年3月期を最終年度とする中期経営計画で徹底した構造改革と体質の強化を行い、構造改革により創出した資金を積極的に成長投資に振り向けることで業績の拡大を図ってきた。
この間、遊技機器事業においても構造改革を実施し事業の立て直しを図ってきたが、遊技店舗数及び参加人口の減少に歯止めがかからず市場規模は年々減少し、経営環境は厳しさを増している。
今回、シチズングループは時計事業、工作機械事業、小型精密部品事業等に経営資源を集中させることがグループの企業価値向上に資するものと判断し、事業譲渡契約を締結したもの。