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千葉銀、武蔵野銀が包括提携 新たな地銀連携モデルへ
地方銀行の千葉銀行【8331】と武蔵野銀行【8336】は、資本・業務面にわたり包括的に提携すると発表した。
千葉銀行は千葉県、武蔵野銀行は埼玉県を主な営業エリアとし、両行はこれまで成長性の高いマーケットでの地位を築いてきたが、これらの地域では、メガバンクや他県の地域金融機関なども数多く進出しており、競合が激化している。
両行はそれぞれが独立経営を堅持し、地域で築き上げた顧客基盤やブランドを活かしながら、ノウハウを結集して相互に有効に活用することで、さらなる地方創生への貢献や、利便性の高いサービスの提供、コスト削減を実現することが可能であるとの結論に至ったもの。
両行は相手方の普通株式について、一定数を既に保有しているが、提携効果を高める観点から、それぞれ追加で取得する方針で、取得時期・取得株数については、今後両行で協議の上、決定していくとしている。
本提携により経営統合によらない新たな地銀連携モデルを目指す考え。