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レカム、太陽光発電事業を譲受 子会社設立へ
ビジネスホン・デジタル複合機等のレカム【3323】は、和上ホールディングス(以下「和上社」)の太陽光発電事業を譲り受けると発表した。なお、本事業を承継するため、レカムは100%子会社である新会社を設立する予定。
レカムは、今後の成長戦略として環境に優しいグリーンエネルギー分野へ進出すること及びグリーンエネルギー事業の柱として太陽光を利用した発電システムの事業分野へのM&Aを検討していることを公表していたが、本戦略を推進するにあたり、同事業分野を手掛ける和上社と協議した結果、同社の保有する太陽光発電事業を譲り受けることとなったもの。
和上社は、家庭用および産業用の太陽光発電システム事業において約10年の経験を持ち、土地の取得から太陽光発電システムの部材手配、全国に約100社の工事会社ネットワークを有するなど、企画から仕入施工、保守管理に至るまで、一貫して推進出来る事業モデルとノウハウを構築している。
レカムグループは、本事業を譲り受けることにより、グループにおける中小企業を中心とした約6万社の顧客基盤を活用し、太陽光発電システムを販売することが可能になるだけではなく、和上社が持つ事業ノウハウおよびWeb集客と販売力を融合させることにより、既存事業においてもシナジー効果が期待できるとしている。